特産物を使ったスパイスカレーを披露する(左から)仲店長、柳浦さん、酒井さん、中島さん

特産物を使ったスパイスカレーを披露する(左から)仲店長、柳浦さん、酒井さん、中島さん

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放牧豚+稲積梅でスパイスカレー 氷見高生考案、24日から限定販売

北日本新聞(2021年11月9日)

 氷見高校農業科学科3年の3人が、氷見市内の耕作放棄地で育った放牧豚と氷見特産の稲積梅などを使ったスパイスカレーを作った。24日から12月5日まで、同市朝日丘のカレー店「ひみつカレー氷見店」などで限定販売する。生徒たちは「氷見の特産物を使うことで農業の活性化に役立ちたい」と話している。

 イノシシ肉を有効活用しようと、氷見高農業科学科はイノシシカレーなどの加工品を作ってきた。豚熱(CSF)の影響でイノシシ肉の安定確保が難しくなり、代わりに放牧豚を活用することにした。

 中島大輔さん(18)と酒井眞城さん(17)、柳浦悠佑さん(18)が7月から取り組み、粗くペースト状にした稲積梅や氷見産のタマネギ、煮干しパウダーを使用し、同校で育てたネギなどをトッピングするレシピを完成させた。

 期間限定販売を前に8日、同校で試食会を開いた。林正之氷見市長やひみつカレーの仲有紀店長、放牧豚を提供するぶーぶーファーム(同市上田子)の関係者らが出席し「辛いがやみつきになる」「梅のすっきり感がいい」などと感想を述べた。

 リーダーの中島さんは「好意的な感想をもらえてうれしい。販売に生かしたい」と話している。販売価格は氷見店では580円。富山市古沢の古沢店は600円。

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