能美市の能美ふるさとミュージアム（のみふる）の来館者が２７日、２０２０年１０月のオープンから１年半で５万人に達した。来月５日には昔遊びや加賀立国１２００年のクイズラリーが楽しめる「こどもまつり」を予定しており、能美の歴史や文化のアピールを強化して集客を図る。

　５万人目となったのは、園外活動で訪れた市国造保育園の年長児２４人で、谷口徹教育長が古墳をデザインしたボールペンを記念品として贈った。

　同施設は旧石器時代から現代までの郷土の自然や文化に触れることができるほか、能美古墳群の出土品などが展示されている。学校単位での見学や親子連れから好評を得ており、来館者は昨年３月に２万人、同８月に３万人に達した。