２０２３となみチューリップフェアのポスターが完成し、４日に砺波市中村のチューリップ四季彩館で発表された。

　来春のフェアのテーマは「チューリップが奏でる　色彩のシンフォニー」。デザインはインターネットで募集し、１６都府県と海外から計６５点の応募があった。

　採用されたのは、イベント業「ウィズケィ」（同市野村島）が手がけた作品。花を演奏者に見立て、花壇から春のシンフォニーが響き渡る様子を五線譜と音符で表現。今年新設された花のモニュメントと円形花壇を配置し、会場の華やかさを演出した。

　この日は、２０２２プリンセスチューリップの大塚由香子さん（１９）と山岸杏さん（２０）がポスターを披露。大塚さんは「県花を広くＰＲしたい」、山岸さんは「フェアに来てよかったと思ってもらえるように盛り上げたい」と意気込みを語った。

　会期は４月２２日～５月５日の１４日間。ポスターは県内外のＪＲの駅や空港、旅行会社などに配る。