高岡市伏木地区の高町自治会は10日、勝興寺(同市伏木古国府)の参道に国宝指定を祝う看板を設置した。
看板は縦1メートル20センチ、横3メートル60センチ。中央に「雲龍山 勝興寺」の文字を配置し、赤い字で目立つように「祝 国宝指定」と記した。地元の有志でつくる勝興寺消防隊や雲龍会、高寿会が協力した。
この日は自治会の役員5人が、参道に面した高町公民館の壁にワイヤで固定した。参道は花やあんどんも飾られており、向敬至会長(72)は「参拝客が目を休められる場所に設けた。国宝になって寺を訪れる人やイベントが増えている。これからも寺を見てスケールの大きさを感じ、楽しんでもらいたい」と話した。