観光客らに歓迎の気持ちを伝えようと、黒部市のまちの駅ネットワーク三日市(山田さち子会長)は「ウェルカム名札」を作製した。自分たちができることを顔写真入りで示し、おもてなしに役立てる。
北陸新幹線開業をきっかけに、黒部を訪れる人たちを迎える心を形にしようと、同ネットワークが考案。会員の商店や寺などで日頃から身に着けてもらう。
ウェルカム名札は約10センチ四方。名前と肩書き、顔写真入り。英語や歴史・自然の解説など、自分ができることを紹介している。会員向けに約50枚を準備したが、会員以外でも希望者に配布する。
同ネットワークは「名札を見て気軽に声を掛けてもらいたい。市民が自分たちができることを考えるきっかけにもなればいい」と話している。問い合わせは黒部商工会議所内の事務局、電話0765(52)0242。