4月2日に行われた海上観光の試乗会で、網の中で青白い光を放つホタルイカに歓声を上げる乗船客(奥) =滑川沖

4月2日に行われた海上観光の試乗会で、網の中で青白い光を放つホタルイカに歓声を上げる乗船客(奥) =滑川沖

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開業翌日にホタルイカ漁観光 滑川市観光協会

北日本新聞(2014年12月9日)

 滑川市観光協会は北陸新幹線開業に合わせ、開業翌日の来年3月15日、ホタルイカ漁を見学する「ほたるいか海上観光」を特別実施する。海上観光は毎年4~5月に行っているが、新幹線で来県する観光客に、市が誇る"富山湾の神秘"の魅力をいち早くアピールする。来年3月は15日に加えて、下旬にも実施する。8日、滑川商工会議所で開いた理事会で決めた。

 海上観光は、3月1日に解禁される滑川沖のホタルイカ漁を、観光船(定員50人)で未明に見学する。しけで欠航する日もあるが、青白い光を放つ幻想的な姿を見られるとあって人気が高く、毎年予約が殺到。海外の客も多い。

 同協会は新幹線開業のチャンスを生かすため、来年の前倒し実施を決定。3月に実施するのは初めてだ。3月15日は、開業日の14日に新幹線で来県する客がターゲット。今後、集客方法を検討する。

 3月の他の実施日は、週末を含む20~23、27~30日の8日間。大手旅行会社の貸し切り実施を予定している。

 4月以降の実施は、ことしと同じ4月3日から5月6日まで。3月も含め、ゆでたホタルイカの振る舞いや無料記念撮影サービスを行う。

 県旅行業協会長も務める早川祐一会長は「『富山の春の観光』の一番手として海上観光をPRし、滑川に人を呼ぶ起爆剤にしたい」と話した。

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