魚津水族館(魚津市三ケ)は、「富山湾の王者」と呼ばれるブリの生態をもっと知ってもらおうと、新たに紹介パネルを設置した。
ブリが泳ぐ富山湾大水槽のそばに設置。「出世魚」「回遊」「漁」「ブリ文化」の四つの項目があり、「魚津ではハマチは天然1歳魚を指し、3歳以上の大型をブリと呼ぶ」「産卵前の一番脂がのった状態で捕獲されるのが富山湾」などと書かれている。
右下にはモニターがあり、富山湾の定置網の中で撮られたブリの映像が流れている。
パネルの設置は、ブリの展示強化の一環。これまでブリの大きさなどを紹介するパネルはあったが、ブリと富山の関わりについての詳しい解説はなかった。今月2日には富山湾大水槽に、新たにブリなど70匹を搬入している。魚津水族館は29日から来年1月1日まで休館する。