雨晴海岸から見た立山連峰。富山湾の魅力を発信する民間組織「美しい富山湾クラブ」(仮称)が設立されることになった

雨晴海岸から見た立山連峰。富山湾の魅力を発信する民間組織「美しい富山湾クラブ」(仮称)が設立されることになった

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魅力発信へ「美しい富山湾クラブ」

北日本新聞(2015年2月28日)

■企業や県民へ会員募集

 富山湾の「世界で最も美しい湾クラブ」加盟を受け、県民挙げて富山湾の魅力を発信する民間組織「美しい富山湾クラブ」(仮称)が設立される。3月1日に発起人会を立ち上げ、企業・団体、県民を対象に会員を募る。5月10日に設立総会を開く。

 富山湾は昨年10月、世界で38湾しかない「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟。加盟を機に、富山湾の魅力をさらに高めようと、経済界や観光、民間団体を中心に「富山湾クラブ」を設立する。

 設立発起人は、永原功北陸経済連合会長、高木繁雄県観光連盟会長、四方正治県セーリング連盟会長が務め、名誉顧問に石井知事、顧問に沿岸9市町の首長が就く方向で調整中。県民参加の海岸清掃や、富山湾で7月に開催予定の国内最大規模のヨットレース「タモリカップ」の誘致、多言語対応のホームページ作成、地域や学校と一緒に富山湾で活動する若者の育成などに取り組む。

 会費は、企業・団体が1口1万円、個人が1口1千円。それぞれ100口、1千口を目指す。特典として会報やバッジ、会員証を発行する。会員は3月中に開設するホームページで募集する。ロゴマークも公募する。

 27日に県庁で概要発表した県セーリング連盟の高桑幸一理事長は「富山湾の魅力を広く発信する活動にしたい」と話した。問い合わせは平日午前9時半~午後4時半、電話076(461)7027。

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