北陸新幹線の窓からにっこり-。大谷美術学園(富山市古鍛冶町)の子どもたちが、車両に乗る自分たちを描いたフラッグが17日まで、同市の総曲輪通り商店街アーケードに掲げられ、開業ムードを盛り上げている。
クリーン富山運動推進協議会(高木繁雄会長)は毎年、市街地で「街なか美化フラッグ設置事業」を行っている。ことしは新幹線開業に合わせ「かがやきストリートへようこそ!」をテーマに、同学園の4~15歳の生徒と保護者が描いた58枚が並ぶ。
フラッグには、客席でおにぎりを頬張る姿や、おしゃべりを楽しむ家族連れ、運転士として先頭車両に立つ自分を描いた絵もある。大谷弓子園長は「絵には、子どもたちの夢と希望があふれている。通りを歩く人たちに楽しい気持ちが伝わればうれしい」と話している。