富山湾沿岸部でサイクリングを楽しむ「富山湾岸サイクリング2015」が19日、射水市海王町(新湊)の海王丸パークを発着点に行われ、参加者が豊かな自然を楽しみながら快走した。
昨年10月に富山湾が「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟したことを記念して開催。氷見市から朝日町まで約88キロにわたって整備された富山湾岸サイクリングコースを使用した。
海王丸パークで行われた開会式で、石井知事が「サイクリングと富山湾の絶景を楽しんでほしい」とあいさつ。橘慶一郎衆院議員と高平公嗣県議会議長が祝辞を述べた。
氷見市阿尾で折り返す「グルメライド」(44・7キロ)と、あいの風とやま鉄道越中宮崎駅近くまでを往復する「ロングライド」(152・1キロ)に計572人が参加。約3割が県外からの出場だった。
知事や遠藤俊郎富山大学長、田畑裕明衆院議員、県サイクリング協会副会長の藤井裕久県議、朝日町在住の女優・内田もも香さんらゲストランナーも一緒に走り、海越しの立山連峰の眺望や沿岸のグルメなどを楽しんだ。
台湾の劉麗珠自行車新文化基金会執行長ら30人も参加。大手自転車メーカー「ジャイアント」に所属する門田基志選手も走った。
イベントは県と実行委、県サイクリング協会、NPO法人富山サイクル交流倶楽部主催。チューリップテレビ、北日本新聞社共催。