国内最大規模のヨットレース「タモリカップTOYAMA」が7月18、19の両日、射水市の海王丸パークをメーン会場に県内で初めて開かれる。県セーリング連盟(四方正治会長)が28日、県庁で開催を発表した。前夜祭や海上パレードなどもあり、レース参加者以外も楽しめる内容となっている。
富山湾が「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟したことを受け、県セーリング連盟が地元開催を働き掛けた。
同レースは、タレントでヨット愛好家のタモリさんが、日本一楽しいヨットレースを目指して2009年に沼津市で開催。13年からは毎年福岡市と横浜市で開き、ヨットを操縦できる愛好家らが出場している。昨年の横浜大会には約170艇が参加。2千人を越えるファンでにぎわった。
18日は前夜祭のバーベキューパーティーが行われる。19日はレースがあり、新湊マリーナ沖を出発し射水市沖、富山市沖を回る約15キロを競う。レース前には、海上パレードが行われ、タモリさんは海王丸の一日船長に就く。
県庁では同連盟の四方会長、高桑幸一理事長が会見。タモリさんは富山開催について「富山って扇状地なんだよな」などと話し、地形について熱心に語ったという。四方会長は「県内外の人に海越しの立山連峰の眺めを楽しんでほしい」と話した。
タモリカップ実行委、県セーリング連盟主催、北日本新聞社など後援。
タモリカップ(公式サイト)
http://www.tamoricup.com/
富山県セーリング連盟
http://www.toyama-sailing.atnifty.com/
https://www.facebook.com/toyama.sailing
https://www.facebook.com/tamoricup.toyama