板倉社長から記念品を受け取る1万人目の青塚さん(中央)と、前後に来場した(奥左から)酒井さん、西森さん夫妻=県民会館

板倉社長から記念品を受け取る1万人目の青塚さん(中央)と、前後に来場した(奥左から)酒井さん、西森さん夫妻=県民会館

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来場者1万人超え 日展富山展

北日本新聞(2015年5月8日)

 県民会館で開催中の「改組新第1回日展富山展」は7日、来場者が1万人を超え、節目となった女性らに記念品が贈られた。会期も残すところ10日余りとなり、会場では熱心な美術ファンが、ベテランから新鋭までの355点をじっくりと見入っていた。5部門にわたる表現は多彩で、現代の日本美術の奥深さに触れる格好の機会となっている。

 改組新第1回日展富山展は4月25日に開幕。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門で、昨秋東京で開かれた本展の選抜作品を中心に紹介している。

 1万人目となった青塚澄子さん(79)=射水市太閤町=に、板倉北日本新聞社長が図録などの記念品を贈った。青塚さんは「素晴らしい作品が一堂に会する日展を毎回楽しみにしている」と語った。前後に訪れた酒井登志子さん(68)=富山市呉羽町、西森修一さん(62)、和美さん(60)夫妻=同市上赤江町=にも記念品が贈られた。

 ゴールデンウイークが明け、にぎわいが一段落した会場では、落ち着いて作品を鑑賞できるチャンスとばかりに、熱心な美術ファンが相次ぎ来場。時間をかけ、作品との対話を楽しんだ。友人と訪れた鹿熊紀子さん(71)=黒部市生地=は「どの作品からも、作家の情熱が伝わってくる」と話した。

 同展は17日まで。会期中無休。開場時間は午前9時半~午後6時(入場時間は午後5時半まで)。一般千円、高校・大学生500円、小・中学生200円。日展、北日本新聞社、県民会館主催。

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