森富山市長は1日、ポルトガル・リスボンで開かれた飲料や食品などの国際的な品質コンクール「2015年度モンドセレクション」の授賞式に出席した。リスボン市庁舎も訪れ、同市と富山市が今後も経済協力開発機構(OECD)を通じ、交流を深めていくことを確認した。
富山市の水道水をペットボトルに詰めて商品化した「とやまの水」が最高賞の最高金賞を3年連続で受賞。式では、モンドセレクションのパトリック・ド・ハリュー会長から、市長に記念のメダルと賞状が贈られた。
市長はリスボン市庁舎で、フォアオ・カルロス・アフォンソ副市長と懇談。副市長は来年6月に現地で開催予定のOECD会議に市長を招き、両市は今後もOECDを通じて協力を深めていくことを確かめた。副市長は、富山市とOECDが昨年10月に同市で開いた国際会議に参加し、市長と懇談している。市上下水道局は最高金賞受賞を受け、ラベルデザインをリニューアルしたペットボトルを7月上旬から販売する。