白山市と岐阜県白川村を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」(33・3キロ)は25日、全線開通した。石川、岐阜県境の三方岩駐車場で記念式典が行われ、両県関係者約110人が「白山スーパー林道」の愛称変更と、通行料金の半額引き下げを生かした交流拡大や地域振興に期待した。
式典では谷本正憲石川県知事が「地域の魅力が一段と高まった。さらにギアチェンジして活性化につなげたい」と語り、古田肇岐阜県知事が「大いに活用してもらい、両県の絆を深めたい」と述べた。中村勲石川県議会議長、安立勝利岐阜県議会議長、山田憲昭白山市長、成原茂白川村長が順にあいさつし、白山林道利活用促進協議会の林繁会長が謝辞を述べた。「白山白川郷ホワイトロード」と記された記念標柱が除幕された後、テープカットが行われた。