立山・黒部アルペンルートの黒部ダム(立山町、1454メートル)で26日、今季の観光放水が始まった。186メートルと日本一の高さを誇るダムの壁面から毎秒15立方メートルの水が勢いよく噴き出し、壮大な水煙のアーチが観光客を魅了した。
この日の黒部ダム周辺の日中の気温は12度。朝から断続的に雨が降った。観光客はダム展望台や観覧ステージ、新展望広場などから山岳風景を楽しみながら、記念写真を撮っていた。
観光放水は10月15日まで、早朝から夕方まで行われる。
昨年は期間中に約50万人が訪れた。ことしは北陸新幹線の延伸開業効果により観光客が増えることが期待されている。