舟橋村産のコシヒカリを使った純米大吟醸酒「ふなはし」のお披露目会が27日、同村の舟橋会館で開かれ、村内外の約80人が村の新たな特産品の誕生を祝った。
立山舟橋商工会女性部員らでつくる「ふなはしの地酒を愛する会」(山崎知信会長)が企画。酒に使われたコシヒカリを生産した農事組合法人「東和」の代表理事でもある山崎会長が「地元の酒で村を元気にしたい」とあいさつ。酒を製造した桝田酒造店(富山市)の桝田隆一郎社長が、辛口ですっきりした味わいの酒の特徴を紹介し、金森村長の発声で乾杯した。伊東上市町長、舟橋立山町長、明和善一郎同村議会議長、勝戸謙上市町議会議長、佐藤康弘立山町議会議長らが出席した。
酒はセブン・イレブン立山五郎丸店(立山町)や田尻酒店(富山市)などで既に販売し、村のふるさと納税返礼品にも使われる。720ミリリットルが2700円、1800ミリリットルが5400円。