中越沖地震からの復興などの願いを込めた短冊を飾る住民たち=5日、柏崎市

中越沖地震からの復興などの願いを込めた短冊を飾る住民たち=5日、柏崎市

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復興祈願短冊に込め 柏崎で七夕飾り付け

新潟日報(2015年7月6日)

 中越沖地震の発生から16日で8年となるのを前に、柏崎市東本町2の閻魔(えんま)堂で5日、復興と新たな街づくりの成功などを願って七夕の飾り付けが行われた。地元住民ら約10人が「災害のない柏崎でありますよう」などと書かれた短冊をつるした。

 七夕飾りは地震翌年の2008年から、地元のえんま通り商店街と本町7丁目町内会が、通りの象徴でもある閻魔堂で行っている。地震で大きく崩れ、後に再建された堂入り口の脇に2本の笹を立て、「えんま通り復興祈願」「えんま通りににぎわいを」などと書いた約70枚の短冊を飾った。

 えんま通りでは地震後、行政などの支援を得て、住民が中心となって復興と景観づくりを進めてきた。柏崎東本町2丁目振興会の星野弘理事長(61)は「8年は長いようで短かった。復興や街づくりは着々と進んでおり、いい街になってほしい」と願いを込めた。

 七夕飾りは19日まで飾られる予定だ。

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