富山市のすし店主でつくる「富山正統すし研究倶楽部」(吉田健作代表)は、折り畳み式でポケットサイズのミニ図鑑「富山湾のお魚」を作った。すしネタに使う約80種類を日本語、英語、中国語の3カ国語で紹介し、富山湾の恵みをPRする。29日、加盟店舗で配布を始めた。
富山正統すし研究倶楽部は、2013年に富山湾のすしネタや漁などをまとめたDVDを作成。今回のミニ図鑑は第2弾で、5千部を発行した。
白身や赤身、甲殻類といった種類別にDVD映像の写真を付けた。加盟18店舗の住所や営業時間、県内の観光名所の写真なども載せた。
吉田代表(68)は「あえて漁期は入れなかった。お客さんに質問してもらい、会話が弾むきっかけにしたい」と話している。