約1万4000人が秋の越中路を駆け抜ける11月1日の「富山マラソン2015」の出走者受け付けが30日、富山市総合体育館で始まる。29日は地元住民ら約120人が大会プログラムなど配布物を袋詰めした。運営を支えるボランティアの活動が本格化し、大会に向けて一気にムードが高まった。
同体育館は、受付や協賛社ブースなどが並ぶ「富山マラソンEXPO2015」の会場となる。袋詰めには地元自治会や各種協力団体、個人ボランティアが参加。ゴールドウイン提供の青色のウエアを着て、プログラムやチラシ、手荷物入れなどを封入した。
県ダンススポーツ連盟から参加した荒木甫さん(71)=射水市太閤山(小杉)=は「競技で県外に行くと温かい歓迎に感動する。次は自分がもてなしたい」。大会当日に完走メダルを渡す役割も担う高木理華さん(28)=富山市城北町=は「ランナーの笑顔を見るのが楽しみ」と話した。
EXPOは出走者以外も入場できる。30日は午後1~8時、31日は午前10~午後8時。
大会は実行委、富山陸上競技協会主催。県と富山、高岡、射水の沿道3市、北日本新聞社共催。
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