富山市科学博物館の収蔵品展「とやま恐竜化石展」が同市西中野町の同館で開かれ、大山地域で発見された足跡化石のレプリカや、恐竜の歯の化石など約80点を展示している。15日まで。
会場中央には、大山地域の足跡露頭のレプリカを設置。幅4メートル、長さ9メートルと大型のためこれまでは一部分のみ展示していたが、今回初めて全て並べた。国内では富山と福井でしか見つかっていないアンキロサウルス類のほか獣脚類、竜脚類などの足跡が並ぶ。レプリカを作る際に撮影した映像も流している。
自由に触ることができる足跡化石もあり、子どもたちが自分の手と大きさを比べていた。8日午前10時45分、午後1時、同3時15分から学芸員による解説会を開く。