玉滴石などを並べ、新湯の神秘を解説する特別展

玉滴石などを並べ、新湯の神秘を解説する特別展

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有峰の新湯の神秘に迫る 立山カルデラ砂防博物館特別展

北日本新聞(2015年12月8日)

 富山市有峰(大山)の立山カルデラ内にある池「新湯」に関する特別展が立山町芦峅寺の立山カルデラ砂防博物館で開かれ、近年は枯れたり満水になったりを繰り返す池の神秘に迫っている。26日まで。

 新湯は1858(安政5)年の飛越地震を機に温泉水が湧き出すようになった。オパールの一種である希少鉱物「玉滴石(ぎょくてきせき)」がかつて多く採れたことや、立山一帯が活火山である証しであることが評価され、2013年には国天然記念物に指定された。

 会場では14年に突然干上がった際の写真を展示。その後も水位が変化していることを、計測データや映像で解説している。明治時代に採取された玉滴石も展示している。

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