県は「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟した富山湾の魅力を国内外からの来訪者にアピールするため、虻が島(あぶがしま)越しに立山連峰を望むことができる氷見市の国道160号沿いなど県内の景勝地3カ所に案内板を設置した。
このほか設置したのは「古志の松原」がある富山市の岩瀬浜駐車場周辺と、蜃気楼(しんきろう)を見ることができる魚津市の海の駅周辺。案内板には湾クラブのロゴマークとクラブの概要、景勝地の写真、説明を日本語と英語の2カ国語で表記した。
デザインは、特急「成田エクスプレス」などのデザインで知られる「GKインダストリアルデザイン」が手掛けた。アルミ鋳物や合わせガラス、玉石などすべて県内産のものを使い、高さ2・5メートル、幅0・7メートル、奥行き0・3メートル、底部の直径は1・4メートル。