「立山山麓雪の祭典」は13日、富山市大山地域の立山山麓スキー場らいちょうバレーエリアで始まった。家族連れらが夜の雪原を彩る花火やイルミネーションを楽しんだ。14日まで。
ことしは雪不足のため、会場の山野スポーツセンターグラウンドに隣接する駐車場から雪を運び込んだ。約千発の花火が音楽に合わせて次々に打ち上げられ、来場者から歓声と拍手が沸き起こった。
雪原には例年、白色の布をかぶせた色とりどりの電球約100個が並ぶが、強風で飛ばされないよう布は取り外した。雪の結晶作り体験やビンゴ大会、鍋の販売もあった。
14日のイルミネーション点灯は日没から午後10時まで。イベントは雪に親しんでもらおうと、市や大山観光開発でつくる実行委員会が毎年開いている。