地元の食材を使った料理を味わいながら語らう太田さん(右から3人目)と参加者=富山市東岩瀬町のカーヴ・ユノキ

地元の食材を使った料理を味わいながら語らう太田さん(右から3人目)と参加者=富山市東岩瀬町のカーヴ・ユノキ

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「夜楽」で富山の魅力語らう エンジン02開幕

北日本新聞(2016年2月14日)

 各界の著名人が集う「エンジン02(ゼロツー)in富山」が13日夜、富山市で開幕した。「酒に酔う・人に酔う・富山に酔う」をテーマに、14日まで多彩な講師陣10人と市民が交流する。初日は「夜楽(やがく)」が飲食店3会場であり、約70人が旬の味覚を楽しみながら、富山の魅力を語り合った。

 昨年3月の「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議オープンカレッジin富山」が好評だったことから、さらに学びの輪を広げ、地域の活力につなげようと、富山商工会議所と県、富山市などでつくる実行委員会が主催し、北日本新聞社が共催した。

 県内外から26人が参加した東岩瀬町の「カーヴ・ユノキ」には、ともに富山市出身でクリエーティブディレクターの太田麻衣子さん、映画監督の本木克英さんと、料理評論家の山本益博さんが顔をそろえ、実行委顧問の高木繁雄富山商議所会頭と板倉北日本新聞社長らも出席した。

 参加者は富山湾の海の幸や池多牛を使った創作料理を味わい、富山の食材の魅力から北陸新幹線開業後のまちづくりまで幅広いテーマで語らった。富山市高屋敷の会社経営、筒井一臣さん(45)は「今回の催しを通じて富山のファンがどんどん増えてほしい」と期待した。

 桜木町の海老亭別館いきいき亭では、華道家の池坊美佳さん、照明デザイナーの海藤春樹さんらが参加者と歓談。エッセイストの安藤和津さん、慶応大大学院特別招聘教授の夏野剛さんらは桜町の五万石本店で交流を楽しんだ。

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