富山湾の魅力や可能性を考えるシンポジウムは5日、富山市の北日本新聞ホールで開かれた。環境・観光での富山湾の利活用について、来場者約250人が理解を深めた。国土交通省伏木富山港湾事務所主催、美しい富山湾クラブ共催、北日本新聞社など後援。
富山湾が2014年10月、ユネスコが支援する「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟したことを受け、初めて開催。津田修一同省大臣官房技術参事官が「世界が認めた富山湾の魅力を発信し、利活用することで地域がさらに元気になればいい」とあいさつした。
富山湾の可能性に関するパネルディスカッションでは、ビーチバレーで五輪出場経験がある日本ビーチ文化振興協会の朝日健太郎理事長、富山大大学院理工学研究部の張勁教授ら6人が富山湾の魅力を紹介し、海や港、ビーチの利活用の方法を話し合った。
朝日理事長が「美しい海岸・元気なビーチ」と題して講演も行った。