日本ギフト大賞選考委員会は30日、独自性や日本らしさを感じさせる贈り物などを表彰する「日本ギフト大賞2016」の各賞を発表した。都道府県賞47点の中から選ぶ「ふるさとギフト最高賞」に、富山湾で漁の盛んな白エビと県産コシヒカリをふんだんに使った寿々屋(すずや)(富山市音羽町、石川和幸社長)の「白えび寿し」を選んだ。
むき身の白エビを酢飯の上に敷き詰めた押しずし。白エビ特有の甘味をできるだけ残し、米のうま味と笹の香りを調和させた。石川社長は「白エビが有名になり始めた約10年前から本格的に売り出した商品。富山の白エビを知ってほしいとの思いだった」と振り返り、「今回の受賞を励みに、新たな富山のブランド魚づくりにつながる商品開発を進めたい」と話した。
商品は1個300グラム2800円で、予約販売が基本。問い合わせは同社、電話076(492)5887。
日本ギフト大賞は2015年に始まり、今年はプレミアムギフト賞など合わせて56賞を決めた。4月28日に東京の日本プレスセンターホールで表彰式を行う。