桜が満開となった富山市の松川べりは2日、大勢の花見客でにぎわい、ライトアップされた夜桜の下、あちこちで「乾杯」の声が上がった。
富山の最高気温はこの日、5月下旬並みの22・9度となり、昼間は陽気に誘われた大勢の人たちが桜並木を散策した。夕方には家族連れや若者がシートを広げ、缶ビールやジュースを手に乾杯した。
家族3人で訪れた富山市東田地方の会社員、日浦博中さん(46)は「毎年楽しみにしている。温かい日でよかった」と話した。
同日の県内は高気圧に覆われて気温が上昇し、最高気温は南砺高宮で6月上旬並みの23・6度に達するなど、4地点でことし最高となった。