好天の下、一面に黄色い花を咲かせたトビシマカンゾウ=29日、佐渡市願

好天の下、一面に黄色い花を咲かせたトビシマカンゾウ=29日、佐渡市願

新潟県 佐渡 花・紅葉

見渡せば初夏 佐渡

新潟日報(2016年5月30日)

 佐渡の初夏を彩るトビシマカンゾウが、佐渡市北端の群生地・大野亀で見頃を迎えている。好天に恵まれた29日も多くの観光客が訪れ、一面に咲き誇る黄色い花に目を細めていた。

 佐渡両津海府観光協会によると、ことしの開花は暖冬の影響で例年より2週間ほど早かった。景勝地としても知られる大野亀では地元住民らによる保護活動が盛んで、約50万株が群生している。

 この日は、訪れた家族連れらがおにぎりなどを食べながら花を眺めたり、写真を撮ったりしていた。結婚記念日に長野県から夫婦で訪れた女性は「花と海と山が一度に楽しめる絶景に驚いた。結婚記念日のいい思い出になった」と笑顔だった。

 トビシマカンゾウは6月上旬まで楽しめる。

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