リオデジャネイロ五輪に出場する水球日本代表を応援しようと、4人が代表に選ばれたブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)の地元柏崎の市民と企業が、水球にちなんだパンやお菓子を考案した。8月5日に開幕するリオ五輪まであと1カ月余り。関係者は「日本代表の応援と共に地域を盛り上げたい」と意気込んでいる。
◎「地域も共に盛り上げたい」 球に見立てた卵入りパン ボール型缶入りシリアル
同市田中のパン店「ふわふわパン 麦の里」は、カレーパン「カレーなる水球パン」(税込み140円)を販売している。子どもたちにも食べてほしいと、甘口のカレーの中に水球の球に見立てたウズラの卵を入れた。
リオ五輪への機運を高め、ブルボンKZの地元柏崎を盛り上げようと考えた。1日10個ほどが並び、子どもに人気があるという。五輪期間中は数を増やす計画で、注文販売も受け付けている。
中村友之社長は「華麗なプレーをしてほしいという思いも名前に込めた。柏崎の代表として活躍してほしい」と期待している。
菓子メーカー「ブルボン」(柏崎市駅前1)は7月12日、「ブルボンKZ水球貯金缶(フルーツグラノーラ)」(税込み1080円)を発売する。
水球ボールをかたどった丸い缶に、シリアルの一種のグラノーラを入れた。缶は貯金箱になるほか、缶を包むプラスチックケースには、リオ五輪に出場する筈井(はずい)翔太選手らを含むブルボンKZ所属の10人のサインが印刷されている。
ブルボンオンラインショップなどで、期間限定で販売する。水球競技の振興を目的に、1缶につき10円を日本水泳連盟の基金に寄付する。
問い合わせは麦の里、0257(21)2755。ブルボン、0120(28)5605。