菊を用いたクマの形の造形物を設置する市職員ら=越前市武生中央公園

菊を用いたクマの形の造形物を設置する市職員ら=越前市武生中央公園

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菊花の巨大ベア登場 たけふ菊人形準備着々

福井新聞(2016年10月3日)

 6日に開幕する「第65回たけふ菊人形」(福井新聞社共催)の会場となる越前市武生中央公園で30日、菊花を用いたクマの形の特大トピアリー(造形物)が設置された。

 高さ約4メートルで、公園中央の噴水のそばに設置。例年、記念写真のスポットとして人気を集めている。

 内部に64個の菊の小鉢が置かれ、つぼみや茎を骨組みに絡ませてある。この日は、同市万葉菊花園の職員や地元の園芸業者ら8人が作業。顔や胴体をそれぞれクレーンでつり上げ、ボルトなどで固定した。10日ごろから徐々に白い花が咲き、下旬にかけて純白の"毛皮"に覆われたクマが楽しめそう。

 たけふ菊人形は11月6日まで。菊人形館の展示テーマは「菊花繚乱(りょうらん)~偉人たちの歴史絵巻~」で、越前市ゆかりの人物を紹介する。

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