野生鳥獣の肉「ジビエ肉」の魅力を広く知ってもらおうと、富山県は1日、滑川市の北陸自動車道有磯海サービスエリアのレストランでイノシシの肉を使った料理の提供を始めた。12月31日まで。
鳥獣による農作物への被害が毎年増える中、捕獲した動物の肉を有効活用して、地域活性化につなげようと県が取り組んでいる。
同レストランでは笹倉俊一シェフ(61)が考案したイノシシ肉のハンバーガーと煮込みを用意した。笹倉シェフは「イノシシは臭みがなく食べやすい。工夫して作っているので味わってほしい」と話した。
両メニューとも数に限りがあり、とやまジビエハンバーガーは一日限定20食で1080円、ジビエ肉煮込みは一日限定10食で2200円で提供している。