日枝神社(富山市山王町)の山王まつりは1日、富山市中心市街地で氏子みこし巡行祭を行った。氏子たちは「わっしょい」と威勢の良い掛け声を上げ、商店街を活気づかせた。日枝神社、同神社氏子崇敬会、北日本新聞社主催。
総曲輪3丁目、千石町、中央通り、西町の氏子を中心に約100人が参加。みこし3基を担ぎ、千石町通りを出発し総曲輪通り、中央通りなどを経て日枝神社に到着した。
法被姿の氏子らは太鼓や笛をにぎやかに響かせながら練り歩いた。総曲輪3丁目青年会の杉谷泰孝会長(41)は「みんなで心一つにして通りを盛り上げていこうという意気込みで担いだ」と話していた。
■歌やトーク「山王市」多彩に
山王まつりに合わせた「とやま山王市」が1日、グランドプラザと歩行者天国となった平和通りで行われ、多彩な催しでにぎわった。
屋台や移動販売車が多彩に並び、ステージでは県内のご当地アイドルグループの歌や県内プロスポーツ選手のトークショーなどがあった。
富山南ライオンズクラブ(中尾善裕会長)は初めて出店し、飲食物を販売。県アイバンクの協力で「光の贈りもの」と書かれたのぼり旗を掲げ、パンフレットや風船を配って献眼を呼び掛けた。収益の一部を県アイバンクに寄付する。