重忠まつりで踊りを奉納する児童

重忠まつりで踊りを奉納する児童

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華やかに踊り奉納 楡原で「重忠まつり」

北日本新聞(2017年7月26日)

 鎌倉時代の武将、畠山重忠を供養する「重忠まつり」が富山市楡原(細入)の楡原八幡宮で開かれ、地元の子どもたちが遺徳をしのび踊りを奉納した。

 重忠は源頼朝の重臣だった。楡原地区には、重忠の子の六郎が父の菩提(ぼだい)を弔うため建てたと伝えられる五輪塔が残っており、江戸時代から住民が供養を続けてきた。

 まつりでは法華宗上行寺の金子光昭住職が読経後、神通碧小学校の5、6年の女子4人が華やかな衣装で子役踊りを披露した。力持ちだったと伝わる重忠にちなみ、8キロの石投げ大会も行った。

 まつりは楡原自治会(中川伸二会長)が、命日の6月22日の1カ月遅れとなる7月22日前後に毎年開催。例年は重忠公募所で行っているが、雨天のため楡原八幡宮で行った。

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