イベントでの販売に向け味の確認をする大学院生ら=長岡市宮本東方町

イベントでの販売に向け味の確認をする大学院生ら=長岡市宮本東方町

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醸造の町といえば、団子でしょ 摂田屋に新名物 6日発売

新潟日報(2018年10月5日)

 醸造の町として知られる長岡市摂田屋地区をPRしようと、市内の大学院生や高校生、企業が協力して、しょうゆやみその魅力を生かした団子の新商品を完成させた。団子とたれのセットで、味の異なるたれを付けて食べることができるのが特徴だ。6日のイベント「おっここ摂田屋市」で販売する。メンバーは「摂田屋の魅力を味わえる商品に仕上がった」と自信満々だ。

 商品化は、長岡造形大の大学院生のグループが4月、授業の一環で摂田屋の町おこしに取り組んだことがきっかけ。摂田屋を回る中で、三国街道沿いの街として栄え、休憩所が旅人などでにぎわった歴史を知った。

 「休憩所といえば茶屋、茶屋といえば団子」と、グループは団子を使った町おこしを発案。1年の女子学生(23)は「団子はみそやしょうゆだれを使うので、醸造の魅力を伝えるのにぴったりだと思った」と振り返る。

 学生のアイデアに醸造業者が共感し、たれの原料を提供した。団子を作る米は長岡農業高が授業で育てたものを使い、製粉と団子作りは市内の江口だんごが担った。摂田屋のPRを目指す輪が広がった。

 女子学生らは、毎週のように同市宮本東方町の江口だんご本店に集まった。味の試行錯誤を重ねた結果、味の濃さを変えたしょうゆだれやみそだれを、白い団子に付けて味わう形にした。

 商品名は醸造だんごで、「JOZO-●●●-」と表記した。記号を並べて団子に模した。黒い丸は造形大、農業高、江口だんごを示し、摂田屋のPRを目指す3者を串でつなげて一体感を演出した。

 団子6個と3種類のたれのセットで350円。6日のイベントでは200セット用意する。女子学生は「摂田屋の醸造の魅力と、長岡の多くの人の思いが込められた自信作。ぜひ食べにきて」と呼び掛けた。

 イベント後はアレンジを加え、13日に江口だんご本店で、11月4日には長岡農業高の文化祭で販売する。

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