ニシキゴイを越冬させるために池から屋内のいけすに移す引っ越し作業が25日、富山市婦中町下瀬の原養鯉(ようり)場で始まった。作業は11月半ばまで続く。
原養鯉場では15カ所ほどの池で約千匹を育てている。原久雄代表(81)、長男の義勝さん(56)、次男の勝美さん(52)が池の水を徐々に抜いた後、紅白や五色など鮮やかな模様のニシキゴイを傷付けないよう注意しながら、たもですくった。
原代表は「今年も越冬の時期が来た。無事に引っ越しさせたい」と話した。ニシキゴイは来年4月に再び池に戻す。