とちパルの5周年を記念して販売される秋葉の火伏そば=長岡市谷内2

とちパルの5周年を記念して販売される秋葉の火伏そば=長岡市谷内2

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「燃えるそば」 長岡栃尾・火防の神イメージ 21日発売

新潟日報(2019年3月19日)

 新潟県長岡市谷内2の栃尾秋葉門前商工プラザ「とちパル」はオープン5周年を記念し、21日からそば生地に一味唐辛子を練り込んだ新商品「秋葉の火伏(ひぶせ)そば」を店頭販売する。栃尾地域では古くから火防(ひぶせ)の神の信仰が盛んなことから、盛り付け時に揚げたそばを突き立てて炎の形を表現し、辛さと見た目の両方で「燃えるそば」に仕上げた。

 とちパルは2014年3月にオープンし、販売と飲食の部門は、地元の商店主らでつくる合同会社が担っている。栃尾には火防の神として信仰される修験者、秋葉三尺坊をまつる秋葉神社があり、毎年夏に火祭りも行われることから、火をテーマに5周年記念のそばの開発を進めてきた。

 麺に唐辛子を混ぜてオレンジ色に染め、火の色に見えるようにした。温かいそばは辛く感じやすいことから、冷たいそばにして「我慢大会にならない程度の辛さ」に調整。つゆにはごま油を混ぜて食欲をかき立て、中にゆでたそばを盛った。最後に同じ麺を揚げて突き立てて燃える炎を表現し、インパクトを出した。

 12日にはとちパルで試食会が開かれた。菅畑の建築士の男性(40)は「そばの味を消さず、ちょうどいい辛さだ。口の中の『火』はしばらくすると収まって、また食べたくなる」と話した。

 火伏そばは21日の5周年記念イベントを皮切りに、1日30食限定で販売する。1杯800円(税込み)。商品開発を担当した広野光春さん(60)は「地元の新名物にして、栃尾の秋葉信仰の歴史に興味を持つ人が増えてほしい」と期待している。

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