粟島発新潟行きの最終便に乗船する観光客ら=21日、粟島浦村

粟島発新潟行きの最終便に乗船する観光客ら=21日、粟島浦村

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2年目「粟島-新潟航路」終了 PR奏功誘客に手応え

新潟日報(2019年7月25日)

 新潟県粟島への観光誘客を目指す「粟島-新潟航路」の2年目の社会実験が7月21日に終了した。天候不良で1日欠航したが、6月25日~7月21日の土日祝日の計17日間、1日1往復を運航し、新潟から粟島へは目標を上回る553人が利用した。粟島から新潟へは399人で、利用者は計952人だった。

 同航路は昨年、粟島浦村が社会実験として復活させ、粟島と新潟市を約1時間半で結ぶ。昨年は平日の13日間運航し、往復で478人が利用した。

 粟島観光協会によると、今年はJR新潟駅での大々的なPR活動などが功を奏し、当初見込んだ利用者千人には届かなかったものの、新潟発粟島行きは目標の400人を上回った。

 同協会の町田純一代表理事(58)は「天候不良の影響や地震の風評被害もあったが、新潟市や首都圏などから多くの観光客に来てもらえた。村内の民宿や旅館が軒並み満室だった日もあった」と手応えを感じている。

 21日の最終日にも、海水浴や魚釣りを楽しんだ家族連れらは大きな荷物や土産を抱え、笑顔で新潟への最終便に乗船した。

 初めて夫婦で粟島を訪れた新潟市中央区の男性(71)は「新潟航路は利便性が良かった」と話し、妻(70)は「食事に温泉に粟島を満喫できた。次は、自転車で島を一周したい」と語った。

 村内で民宿を営む50代女性は「新潟市からの観光客が増え、初めて島を訪れた人も多かった」と話す。別の宿の60代男性は「昨年に比べて客入りが良く、8月も予約が多い。初めて来島する人も多く、『また島に来たい』と思われるようなおもてなしを心掛けたい」と喜んだ。

 「粟島-新潟航路」は3カ年計画。来年も運航される見通しで、村はさらに観光客の増加を図りたい考えだ。

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