長岡技術科学大などが開発したスマートフォン向けアプリ「長岡haNavi」

長岡技術科学大などが開発したスマートフォン向けアプリ「長岡haNavi」

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長岡花火8月2日から スマホ用アプリ最適経路地図で案内

新潟日報(2019年8月1日)

 8月2、3の両日に開かれる新潟県長岡まつり大花火大会に伴う道路の渋滞対策として、昨年の交通データを基に混雑を避ける経路を地図上で案内するスマートフォン用アプリを、長岡技術科学大などが開発した。既に無料配信している。近隣の観光地や飲食店などの情報も盛り込み、観客が楽しみながら行き帰りできるようにした。

 長岡技科大は昨年、アプリ開発会社のフラー(千葉県)と共同で渋滞情報を知らせるアプリを制作したが、渋滞の回避や帰宅時間の分散などの効果は限定的だったという。

 新アプリは「長岡haNavi」。コンサルティング会社のCDS経営戦略研究所(東京)、カーナビを手掛けるアイシン・エィ・ダブリュ(愛知県)と協力した。

 車を臨時駐車場に止めてシャトルバスで会場近くまで移動し、徒歩で観覧席を目指すといった複数の交通手段を使うケースを想定した。それぞれの地点を入力すると、通行止めや渋滞が予想される区間を避けたルートが地図上に示される。渋滞予想は、昨年の花火大会で国土交通省が取得した交通状況のデータを基に設定した。

 観光施設や店舗、仮設トイレの場所などの情報も盛り込んだ。花火大会の終了後、営業している飲食店などに観客を誘導することで、混雑回避につなげる。

 3千~4千人の利用を想定。アプリ利用者の位置情報を取得し、来年以降の渋滞予想の充実に活用する。

 開発に携わった長岡技科大の鳩山紀一郎特任准教授は「全体的な渋滞解消は難しいが、アプリの利用者が渋滞を避けて帰ることができる状況につなげたい」としている。

 アプリは米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載機種が対象。iPhone(アイフォーン)利用者は、ウェブサイト上で使うことができる。

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