15日に新潟県で開幕する国民文化祭の関連行事として、埴輪(はにわ)や土器などの特別展が14日、新潟県立歴史博物館(新潟県長岡市関原町1)で始まる。教科書や美術書に掲載され、なじみ深い考古資料が集まる。13日に関係者約40人を招き、開場式があった。
同館や新潟日報社などの主催。十日町市で出土した国宝の火焰型土器や、1940年の「幻の東京五輪」のポスターに描かれた武人の埴輪など約380点が並ぶ。
開場式後、展示を見た小千谷市稲荷町の女性(71)は「いろいろな表情の埴輪があって面白い。大昔の人はどんな思いで作ったのだろう」と話した。
11月4日まで。月曜(祝日の場合は翌日)休館。一般920円、高校・大学生600円、中学生以下無料。