新潟県長岡市越路地域にある紅葉の名所「もみじ園」に１０月２６日、休憩ができる施設「越路もみじの茶屋」がオープンした。地域の観光情報を紹介したり、特産品の販売をしたりする。園では同日、越路もみじまつりが開幕。１１月１７日までさまざまなイベントも開かれる。

　もみじ園にはこれまで常設の売店や休憩場所がなかった。紅葉シーズンには仮設店舗を設置し、飲食物などを販売していた。茶屋は市が整備し、木造平屋建てで、延べ床面積９５平方メートル。米菓、漬物など土産物の販売や、軽食も楽しめる。

　オープン初日には、地元団体による唄や太鼓の演奏が行われた。

　長岡市の主婦（３９）は「茶屋は子ども用の椅子もあって使いやすい。紅葉が見頃になったらまた来たい」と話していた。

　茶屋は今シーズン、もみじまつりの最終日１１月１７日まで営業する。午前１０時～午後６時。まつり期間中は、夕暮れから午後９時まで園内のライトアップも行われる。