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魚沼雪合戦 2月9日開催決定 雪なければボール使用

新潟日報(2020年1月28日)

 暖冬の影響で開催の可否が注目されていた、新潟県魚沼市の魚沼国際雪合戦大会(小出雪まつり実行委員会主催)は、予定通り2月9日に開かれることが決まった。

 雪がない場合は、雪玉の代わりにソフトテニスのボールを使う。ボールを置く場所や個数については、主催者が今後、試合形式のテストを重ね、最も効率的な競技スタイルを探る。

 競技を行うコートは芝生に設置するため、かんじきやスパイクシューズは禁止となる。また、会場の一角に雪を搬入し、子どもたちが遊べる「雪体験ゾーン」を設ける。

 大会までに十分な降雪があった場合は、従来のルールで競技を行う。

 開催を決めた実行委の会合は24日夜、同市小出島の小出商工会館で約20人が出席し、非公開で行われた。終了後、井口政秀実行委員長(69)は「昨秋の台風やクマ出没でムードが落ち込んだ地域に元気を出してほしい」と開催の理由を説明した。

 大会運営の中心となる小出商工会青年部の岡部圭助部長(38)は「会合で開催に異論は出なかった。当面は、雪があった場合とない場合の両方を想定し、準備を進める」と話した。

 大会はことしで32回目。同市干溝の県立響きの森公園を会場に、県内外から約200チーム(約千人)がエントリーしている。

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