多彩なひな人形が並ぶ「越後長岡ひなものがたり」=24日、長岡市のギャラリー沙蔵

多彩なひな人形が並ぶ「越後長岡ひなものがたり」=24日、長岡市のギャラリー沙蔵

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江戸から令和 おひなさま会す 長岡40カ所

新潟日報(2020年2月25日)

 街中の店舗などにひな人形を飾る「越後長岡ひなものがたり」が、新潟県の長岡市内で開かれている。市内40カ所の会場では24日、大勢の市民が訪れ、江戸時代の貴重な人形から、保育園児の作品まで、多彩なひな人形を楽しんでいた。

 市商店街連合会などでつくる実行委員会が企画し、ことしで13回目。山本五十六記念館では元禄時代のひな人形を、ショップイン大手では市内の保育園児が手掛けたかわいらしいおひなさまを集めるなど、市街地を中心に趣向を凝らした展示ばかりだ。

 同市本町1のギャラリー沙蔵では、江戸時代のひな人形など200体以上が並んだ。元号が変わって初の「ひなものがたり」となることから、京都御所を模したとされる「雛(ひな)御殿」をメインに据えた。中には大正時代のひな人形を飾り、訪れた人たちがじっくりと眺めていた。

 同市内の主婦(70)は「年代によって表情に差がある。よく保管されていて、すごいですね」と笑顔を見せた。

 3月11日まで。

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