新潟県魚沼市の奥只見丸山スキー場の春スキーシーズンが、暖冬少雪の影響で例年より約2週間早く始まった。8日は家族連れら約520人が訪れ、山頂の大パノラマを眺めながらパウダースノーの感触を楽しんだ。
運営する奥只見観光によると、8日の積雪は約230センチで例年の半分ほど。春スキーは例年5月上旬までできるが、今季は雪解けが早まることなどが予想されることから、開業を3月7日に前倒しした。
施設側は、新型コロナウイルス感染症の防止のため、食堂などの消毒や換気、従業員のマスク着用の徹底などに努めている。
ゲレンデでは、スキーヤーやスノーボーダーらが、伸び伸びとターンを決めていた。新潟市東区の高校2年の女子生徒(17)は「インスタ映えする景色を楽しみながら滑れてよかった」と話した。