大きなはさみを持ち上げたカニのモニュメント=長岡市寺泊野積

大きなはさみを持ち上げたカニのモニュメント=長岡市寺泊野積

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寺泊名物カニ モニュメント出現 長岡・野積のレストラン

新潟日報(2020年3月10日)

 巨大なはさみを持ち上げ、岩陰から顔をのぞかせるカニをかたどったモニュメントが、新潟県長岡市寺泊野積に登場した。海を眺めるカフェのテラス前にあり、訪れた人の目を引き付けている。

 近くで「カフェウインズ」やレストラン、宿泊施設を経営するウインズコーポレーション(長岡市)が設置した。カニは寺泊の象徴であり、店の看板メニューにはベニズワイガニの料理があることから、市内の庭師で、庭の造形物も手掛ける川上正樹さん(44)に制作を依頼。3月初めに駐車場に置いた。

 モルタル製で高さ2・6メートル、幅1・7メートル、奥行き1・2メートル。大きなはさみは鮮やかな赤と、殻のごつごつとした感じが立体的に表現されている。川上さんは「リアルさを追求しつつ、丸い目玉でかわいらしさを出した」と話す。

 同社の諸橋暁子代表(51)は「一緒に撮影したり、おいしいカニを食べたりして寺泊で元気になってほしい」と話している。

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