さまざまな色の雪割草が咲いている群生地=13日、長岡市の雪国植物園

さまざまな色の雪割草が咲いている群生地=13日、長岡市の雪国植物園

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春 開演 長岡・雪国植物園

新潟日報(2020年3月16日)

 さまざまな山野草が楽しめる新潟県長岡市宮本町3の雪国植物園が14日、冬季休業を終えて今年の営業を始める。暖冬少雪の影響で雪割草が既に見頃を迎えるなど、花々の開花が2週間ほど早く、例年より早めの来園を呼び掛けている。

 雪国植物園は35ヘクタールの広大な敷地で、山野草や樹木など850種を観察できる。新潟県の里山の再生をテーマに、元々県内にあった品種だけを植えている。

 雪割草は50万株あり、入園口から30分ほど登った斜面にある群生地が見どころだ。白から濃い紫までさまざまな色をした花々が咲き乱れ、宝石をちりばめたようだ。

 黄色の花が鮮やかな福寿草はピークを過ぎているが、高い場所ではまだ楽しむことができる。「山野草の女王」と呼ばれるシラネアオイは芽が出始め、4月上旬に開花を迎えそうだ。

 大原久治園長は「本物の花を見て、昔の里山が美しかったということを知ってほしい」と話す。

 11月15日まで無休。一般400円、小中高校生50円。

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