12年ぶりに姿を現した西生寺の阿弥陀如来と、本尊の手に結ばれた綱を指さす阿刀隆峰住職=長岡市寺泊野積

12年ぶりに姿を現した西生寺の阿弥陀如来と、本尊の手に結ばれた綱を指さす阿刀隆峰住職=長岡市寺泊野積

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阿弥陀如来 12年ぶりのご開帳 長岡・寺泊「西生寺」

新潟日報(2020年11月2日)

 新潟県長岡市寺泊野積の古刹(こさつ)・西生寺で、12年に1度の本尊ご開帳が行われている。子(ね)年だけ開かれる厨子(ずし)の扉から、秘仏「上品上生(じょうぼんじょうしょう)阿弥陀如来」の姿を見ることができる。

 西生寺は約1300年前に建立された。日本最古とされる即身仏「弘知法印(こうちほういん)」をまつっていることで知られる。

 本尊は約3千年前にインドで鋳造されたとされる約5センチの純金仏。奈良時代に行基(ぎょうき)上人が彫った木像内に収められている。木像はさらに大きな木像の中に入れられ、全体では3重構造となっている。訪れた人は台座を含めて高さ約2メートルの外側の木像を拝む。

 ご開帳では、本尊の手に結ばれた長さ30メートルほどの5色の綱「お手綱」を、本堂の外まで伸ばす仕掛けが施され、綱に触ると本尊に触れるのと同じ御利益があるとされる。

 住職の阿刀隆峰さん(61)は「混迷の時代、われわれは常に変化を求められる。変わらない物に手を合わせ、心を静めてほしい」と話す。

 11月15日までの午前9時~午後3時。期間限定の御朱印やお守りがある。

詳細情報

リンク
「西生寺」HP http://www.saisyouji.jp/

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