新潟県柏崎市西港町のみなとまち海浜公園内の海辺でキャンプやバーベキューを楽しめる専用エリア「かしわざきセントラルビーチ」がことしの営業を始めた。オープン初日から家族連れがテントを張り、屋外でゆったりとした時間を過ごしていた。

　同ビーチは昨年８月、海辺の新たな拠点づくりを目指し、市が設置した。ことしは３年間の試行期間の２年目に当たる。運営する会社によると、昨年は８月からの３カ月で約１７００人が利用した。

　ことし初日の１７日は雨だったが、午前中から家族連れがテントを張った。家族４人で訪れた上越市の会社員男性（４０）は「利用は２回目。海が近く、地面が芝生なのが魅力」と笑顔で語った。

　運営会社の担当者は「きれいな夕日が売りだ。市街地が近く店もすぐそばにある。利用してみてほしい」と話した。

　利用は有料で、キャンプは高校生以上一人２千円、バーベキューは同千円（柏崎市民、柏崎ファンクラブ会員５００円）など。いずれも１５組程度が利用可能。テーブルやいす、コンロなどは有料で貸し出し、炭やまきなどは販売する。

　営業は１０月末まで。利用は専用の予約サイトから申し込む。問い合わせは０２５７（３２）２６１５。