ドンデン高原から望む空や海をイメージした「青空ドンデンカレー」が、新潟県佐渡市椿のドンデン高原ロッジ(ドンデン山荘)で販売され、好評だ。ハーブの花を使って色を出した鮮やかな青色のカレーで、広く高原をアピールしている。
ロッジは昨年、サンフロンティア佐渡(千種)が市から指定管理を受けた。同社によると、施設の利用は例年4、5月が中心で、夏と秋の集客が課題となっている。これまでうどんや牛丼などを提供していた食堂に、オリジナルメニューを加えて幅広い層に発信する。
青色のルーは空と海を表現。雲をイメージした鶏肉に加え、シメジとパプリカが添えられている。味わいはスパイシーな辛口で、ココナツミルクを使った本格派だ。レモン汁をかけることでルーの色が紫色に変わり、味と色の変化を楽しめる。4月下旬から始め、200食近くを提供するなど好評という。
ドンデン高原ではレンゲツツジなどが見頃を迎えている。山田彰宏支配人は「ロッジは登山客の利用だけなく、眺望や星空、食事も楽しめる。市民にもドンデン高原に親しみを持ってもらいたい」と話した。
千円。ランチは午前11時~午後2時。施設は例年11月ごろまで開いている。問い合わせはドンデン高原ロッジ、0259(23)2161。