スタンプラリーを企画した情報デザイン科の生徒。「多くの人に参加してほしい」と話している

スタンプラリーを企画した情報デザイン科の生徒。「多くの人に参加してほしい」と話している

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地鉄スタンプ集めよう 富山北部高生が企画・デザイン

北日本新聞(2022年1月5日)

 富山地方鉄道は4日、富山北部高校とコラボした市内電車のスタンプラリーを始めた。同校情報デザイン科の3年生が企画し、全10種類のスタンプを集めた参加者に抽選で1日乗車券や地鉄グッズを贈る。11日まで。

 富山地鉄が運行する車両をPRし、利用拡大につなげるのが狙い。スタンプ台は岩瀬浜-南富山駅前のうちの9駅と、鉄道線の稲荷町駅の待合室や休憩所などに設置した。

 スタンプは生徒が消しゴムはんこで作った。ポートラムやサントラム、旧型車両の「7000系」のほか、鉄道線のアルプスエキスプレス、かぼちゃ電車などがデザインされている。

 企画は、富山北部高の課題研究の一環で、鉄道研究班の6人が提案。多種多様な電車が走る「鉄道王国とやま」の魅力を発信しようと考え、同社に企画を持ち込んだ。スタンプ台や専用の台紙も自作した。

 この日は、メンバーの富田蒼衣さん(18)と加藤綾華さん(18)が電鉄富山駅構内で親子連れや鉄道愛好者らに参加を呼び掛けた。2人は「子どもたちや若い世代も含め、多くの人に挑戦してほしい」と話している。

 台紙は東岩瀬と岩瀬浜を除く実施駅で配布する。スタンプ5個につき応募券1枚と引き換える。応募は13日まで。詳細は同社のHPで案内している。

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