富山駅を季節の草花で彩る「とやまエキナカデコレーション」が、同駅南北自由通路に飾られている。富山市山田地域の特産「啓翁(けいおう)桜」など市内産の切り花約1000本が、一足早い春を演出している。14日まで。
市花き生産者協議会が毎年企画。山田地域では山田村花木生産組合(石崎貞夫組合長)が啓翁桜を栽培しており、今回は長さ80センチから1.8メートルに切った50本を用意した。
県花総合センター(砺波市)の職員らが、啓翁桜とともに地場産のピンポンギクやストック、トルコギキョウなど6種類の花を飾り、華やかに仕上げた。
電車を待つ親子らが足を止め、淡いピンク色に色付いた花に見入っていた。